目次
- 概要
- ログ確認
- 対処方法
- 動作確認
概要
この前パッケージアップデートをし、Arch Linuxを再起動したら、また起動しなくなってしまったので、前に記事で書いた「パッケージアップデート等で起動しなくなったArch LinuxをLive USB経由で修復してみる」で対応したけど、それでもダメだったので今回はその時とった別の対応を備忘録てきな感じで残しておく。
・前回の記事
パッケージアップデート等で起動しなくなったArch LinuxをLive USB経由で修復してみる – Shadow-log
パッケージをアップデートしたらArch Linuxが起動しなくなってしまったので、そのときに対応したことを備忘録的な感じで残して置こうと思う。
ログ確認
まずは「Reached target Graphical Interface.」のところでログが止まっているかを確認する。
1.GRUBのブート画面の部分で「e」を押し、カーネルパラメータをいじれるところに移動する。
2.まずkernelパラメータの「quiet」の部分を消して「C-x」でboot する。(こうする事で詳細なログが出力されるようになり、トラブルシュートが用意になる)。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
・・・ else search --no-floppy --fs-uuid --set=root ad4103fa-d940-47ca-8506-301d8071d467 fi echo 'Loading Linux core repo kernel ...' linux /boot/vmlinuz-linux root=UUID=ad4103fa-d940-47ca-8506-301d8071d467 rw quiet <<これ echo 'Loading initial ramdisk ...' initrd /boot/initramfs-linux.img ・・・ |
3.「Reached target Graphical Interface.」で止まってたら、今回のトラブルの対処法に該当するので次の「対処方法」を参照して対処する。
対処方法
4.「Reached target Graphical Interface.」で止まっている状態で、「Ctrl + Alt + F3」を入力し仮想コンソールに入りrootでログインする。
5.nvidiaのグラフィックカードを使っているなら、まずドライバーを再インストールする。
#pacman -R nvidia #pacman -S nvidia |
6.エディタで「/etc/gdm/custom.conf」を開き、「WaylandEnable=false」をdaemonの項目の下に入力する。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 |
# GDM configuration storage [daemon] # Uncoment the line below to force the login screen to use Xorg WaylandEnable=false <<これ [security] [xdmcp] [chooser] [debug] # Uncomment the line below to turn on debugging #Enable=true |
7.再起動する
#reboot |
動作確認
再起動して普通にGNOMEのログイン画面が出ればOK。