GNS3でPaloaltoの仮想アプライアンスのを用いてトポロジーを作成してみる



GNS3上のPaloaltoで実際にトポロジーを作成し、各機器の疎通確認を行う。

目次

  • 概要
  • Cisco IOSの入ったルータを作成する
  • Paloalto設定
  • Ciscoルータ設定 & ケーブル接続
  • 動作確認
  •  
     

    概要

    前回の記事ではMacbookのGNS3で、Paloaltoの仮想アプライアンスを動作させるところまで完了した。今回はこのPaloaltoを用いて実際にトポロジーを作成し、トポロジーに配置したNW機器からPaloaltoに疎通確認が出来るところまでやってみる。トポロジーは下記のように作成する。Paloaltoはホストオンリーアダプタ経由でGUIやCUIを用いて管理を行う。エミュレーションさせるCisco機器はCisco7200シリーズを使用する。IOSイメージは必ず正規の方法で入手を行うこと。

     
     
    MacbookのGNS3でPaloaltoの仮想アプライアンスを動作させる方法は以下のリンクを参照。

    MacbookのGNS3でPaloaltoの仮想アプライアンスを動作させてみる – Shadow-log

    GNS3でPaloaltoを動かしてみる。 目次 概要 VirtualboxでPAN-OSを動作させる GNS3に組み込む 動作確認 ※PA-VM-ESX-X.X.X.ovaの入手にはパートナの権限が必要となるので注意。 概要 …

     
     

    Cisco IOSの入ったルータを作成する

    1.上のメニューバーの”GNS3″ -> “Preferences…”をクリックする。

    2.右のメニューから”IOS routers”をクリックし、下の”New”をクリック。

    3.”Run this IOS router on my local computer”にチェックを入れ”Next”をクリック。

    4.ここではIOSイメージの選択を行う。”New Image”にチェックを入れ、IOS imageの項目を”Browse…”から選択する。IOSイメージを選択して”OK”を押すと、”Would you like to decompress this IOS image?”と聞かれるので”Yes”を選択する。

    5.無事イメージを展開できたら”Next”。

    6.警告が出るが”OK”で次に進める。(PowerPC用のOSなので使用を推奨しませんとかなんとか。。。)

    7. ルータの表記名とプラットフォームを以下のように設定する。値を入れたら”Next”で次へ。

    Name Cisco 7200
    Platform c7200
    Chassis 空欄

    8.ルータに割り当てるRAMの量を決める。特に増やす必要はないので”Next”で次へ。

    9.Cisco 7200に載せるモジュールを選択する。自分は全てのスロットにPA-GE(Gigabitethernet)の挿入した。設定が完了したら”Next”。

    10.このまま動作させるとIOSがCPUリソースを食いまくるので、”Idle-PC finder”を押す事で、CPU使用率を自動で調整することができる。ただうまく動かない場合があるので、そのような場合は特に設定する必要は無し。”Finish”を押すとルータの作成は完了する。

     
    これでほぼ準備完了なので、次に各機器にIPなどの設定を入れて疎通確認まで行ってみる。

     
     

    Paloalto設定

    1.まずは下記のトポロジーを作成するためにPaloaltoに設定を加える。INSIDE,OUTSIDEの2つのゾーンを作成し、インターフェイスにIPアドレスを設定する。INSIDEゾーンのインターフェイスからはpingを返すようにしたいので、その許可設定も投入する。ちなみにGUIだと説明が長くなってしまうので、CUIを使用して一気にコンフィグを投入する。

     
    設定するIPアドレスは以下の通り。
    ethernet1/1 : INSIDE : 172.16.1.1/24
    ethernet1/2 : OUTSIDE : 172.16.2.1/24
     
    以下、コンフィグ。

    set cli pager off
    configure
    set network interface ethernet ethernet1/1 layer3 ip 172.16.1.1/24
    set network virtual-router default interface ethernet1/1
    set zone INSIDE network layer3 ethernet1/1

    set network interface ethernet ethernet1/2 layer3 ip 172.16.2.1/24
    set network virtual-router default interface ethernet1/2
    set zone OUTSIDE network layer3 ethernet1/2

    set network profiles interface-management-profile allow-icmp ping yes
    set network interface ethernet ethernet1/1 layer3 interface-management-profile allow-icmp

    commit

     
     
    2.インターフェイスに割り当てられたIPアドレス、ゾーン、VRを確認する。以下のコマンドを実行。設定下通りになっていればOK。

    show interface all

     
     
    3.以下のコマンドを実行し、pingプロファイルが割り当てられているか確認する。

    show interface ethernet1/1

    Paloalto側の設定はこれで完了。次にCiscoルータの設定とケーブルを繋いでみる。

     
     

    Ciscoルータ設定 & ケーブル接続

    1.”Cisco 7200″を2つ以下のように配置する。

     
     
    2.ケーブルの以下のように接続。PaloaltoのポートのEthernet0はホストオンリーアダプタと接続されているので使用することはできない。
    PA-VM ethernet1 <-> R1 Fa0/0
    PA-VM ethernet2 <-> R2 Fa0/0

     
     
    3.Ciscoルータに以下の設定を投入する。
    ・R1

    conf t
    hostname R1
    interface f0/0
    ip address 172.16.1.2 255.255.255.0
    no shutdown
    end
    !
    copy run start

    ・R2

    conf t
    hostname R2
    interface f0/0
    ip address 172.16.2.2 255.255.255.0
    no shutdown
    end
    !
    copy run start

    とりあえず今回は設定はこれで完了。

     
     

    動作確認

    1.R1(INSIDE側)からPaloaltoにping(172.16.1.1)を打ち、疎通が取れるかを確認する。PaloaltoのINSIDE側のインターフェイスにはpingプロファイルが適用されているのでpingは通る。

     
     
    2.R2(OUTSIDE側)からPaloaltoにping(172.16.2.1)を打ち、疎通が取れるかを確認する。PaloaltoのOUTSIDE側にはpingプロファイルが適用されていないのでpingが通らない。

     
     
    3.mgmtのインターフェイス(172.16.0.2)への疎通確認はmacbook側から行える。また、「https://172.16.0.2/」でアクセスできれば疎通性を証明することが出来る。

     
    ・・・と、今回はここまで。大したことはしてないけど、ここまで構築するのも結構めんどくさい。。。次回記事を書く機会があれば、何らかのポリシーを適用し、動きなどを検証してみたいと思う。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *