VDSLモデム + Cisco 2911でブロードバンド接続をするための設定をしてみた



Ciscoルータをブロードバンドルータとして使う機会があったので備忘録的な感じで残していこうと思う。

最近引っ越しをし、さらにルータも新しくCisco機器を導入したのでインターネットを使えるように設定してみた。上の画像の白い奴がVDSLモデム。リユース品。白い奴の下の機器がCisco 2911。

構成

自宅NW構成は下の画像のような感じ。ルーティングプロトコルは全てのNW機器で動かしており、EIGRPをAS番号1で設定している。(もっと詳細なNW構成図があるのだが諸事情で晒せない…)
今回はこの構成に基づいて設定を投入していく。

DMZエリアには外部へ問い合わせを行うDNSサーバやNTPサーバ、インターネットへ公開しているwebサーバなどがある。
設定をしていく機器は以下の通り。(まぁモデムは線つなげるだけ)
■ルータ
機器名 : Cisco 2911
OSバージョン : 15.7(3)M。

■モデム
機器名 : VH-100「4」E「N」
OSバージョン : ?(FWすらわからん…)

また以下のIPアドレスを使用する。
Cisco 2911 GigabitEthernet0/0(LAN側) : 192.168.2.1/30
Cisco ASA5520 Outside(2911のneighbor) : 192.168.2.2/30

設定

1.まずは初期設定をしていく。機器のホスト名やSSH接続する為に必須な設定を入れる。
「permit-ssh」のアクセスリストでログインを許可するホストのIPアドレスを入力する。

 
 
2.NTPの設定やDNSの設定を投入する。また、Ciscoルータはデフォルトでhttpサーバが動作しているが、使わない上に結構リソースを消費する為無効化しておく。

 
 
3.インターフェースの設定を投入する。ここでは「GigabitEthernet0/0」がLAN側、「GigabitEthernet0/0/0」がWAN側で設定する。
「ip tcp adjust-mss 1414」でTCPセグメントの最大受信サイズを指定している。これはフレッツ光でのMTUは1454バイトあり、MSSがMTU-40以下のサイズでなければパケットの分割が発生してしまい、通信が正常に行えない機器がでてくる為。

 
 
4.Dialerインターフェースという論理インターフェースを作成しPPPoE接続する為のユーザ名やパスワードを入力する。

 
 
5.interestingパケットの設定とデフォルトルートの設定をする。
 interestingパケットとは発呼パケットとも呼ばれ、このパケットを受信すると回線接続を開始する。

 
 
6.NAPT(CiscoではPATとも)の設定を行う。「access-list 1」で指定するネットワークアドレスは基本的に内部からインターネットへ通信を行いたいホストの存在するネットワークのネットワークアドレスを指定する。
「ip nat ~」の最後に「overload」を付けないとNAPTではなくNATになってしまうので注意すること。
さらに外部にwebサーバなどをインターネットに公開する場合は、静的NATの設定が必要になる。

 
 
7.ルーティングプロトコルを有効化する。隣接する機器のinterface以外のinterfaceでpassive interfaceを設定する。また、「neighbor」コマンドで隣接機器のIPと送信元interfaceを指定することによって、
そのinterfaceから発信するEIGRPパケットはマルチキャストではなくユニキャストで送受信するようになるので、ACLでパケットを制御することができる。

 
 
8.オブジェクトを作製する。自分のNW内にはNTPサーバが構築されており、外部のNTPサーバ(ntp.nict.jp)と同期しているのだが、NTPサーバは複数存在する為オブジェクトとしてまとめておく。

 
 
9.ACLの設定を行う。今回は「再帰ACL」というものを使用していく(ほんとはCBACが使いたかった…)
再帰ACLとは、パケットのセッション情報を基に戻りの通信に対して、許可ACLを動的に作成してくれるACL。

まずは、LAN側から発信されるパケットの許可設定を入力する。ACLの最後に「reflect name」を付けると再帰ACLとなる。
また、「evaluate name」を設定されたACLに戻り通信用の許可ACLが自動的に挿入される。

 
 
10.WAN側から発信されるパケットに対するACLを設定する

 
 
11.interfaceにACLを適用するしてすべての設定は完了。

 
 
12.最後にルータをzabbixなどの監視サーバでSNMPを用いて監視している場合は以下の設定が必要になる。

あとは内部のホストとかがインターネットでwebサイトとかを閲覧できてればOK。
今の所は「ネットがめっちゃ遅い!」みたいなことはないけど、どうなんだろ。。。

以上、回線開通後初記事でした。

One Reply to “VDSLモデム + Cisco 2911でブロードバンド接続をするための設定をしてみた”

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